昨年の今、ゼノブレイド3が発売され、テーマが「命」である為に「命」と「想い」についてとても考えさせられました。
…というわけで今日はゼノブレイド3が発売されてから1年経過したので、記念絵と共に語りたいと思います。
ちなみに記念絵の構成はノア達6人、リクとマナナ、真の女王様2人、ノア達の恩人であるエセルとチェインアタック要因兼個人的に3で好きなヒーローであるシロちゃん(マシロ)と昨晩、少し時間が余ったのでDLCで加入したイノとマティさん(マティア)を描いています。(別館にロングヘアーのミオちゃんを投下)
この先はゼノブレイド3と追加シナリオの新たなる未来を含むネタバレを含みます。これからプレイする方または購入予定の方はブラウザバックをお願いします。
※長文以外にも言葉がセンシティブに感じやすい為か少しオブラートに包むように言い換えることもあります。ご了承ください。
⭐︎ネタバレや長文を避けたい方はこちらをクリックしてください
過去作で見たフィールドや物
ゼノブレイドシリーズ恒例のゴゴール(ゴリラっぽいやつ)こと不動のゴンザレス、ゼノブレイドでひたすら探したサンサンイチジク*1が作中内で2度(ひとつはメインシナリオのムービー、もう一つはトライデンの友人のクエスト)登場したり、アイオニオンが巨神界(ゼノブレイド)とアルスト(ゼノブレイド2)が混ざり合ったフィールドの為か両作品で見慣れたフィールドが幾つかあります。特に落ちた腕にある秘境の天涯の爪先や2であの子の第3の剣を見つけたエルピス霊洞の最深部をみた時は感慨深いものでした。
過去作の種族とシティの人々
ゼノブレイドはホムスや長寿種族として頭に羽根を生やした混血のハイエンター*2や機神界人、ゼノブレイド2は人間や身体にエーテルラインとコアクリスタルがあるブレイドという亜種生命体やマンイーター*3や獣耳が特徴的なグーラ人、岩肌が特徴的なインヴィディア人、青い肌で長い耳の長寿種族のアーケディア人がいました。…あとはゼノブレイドシリーズ共通のかわいいけど、ちゃっかりしているノポン達。
そして3はシティの人々と10年しか生きていけないケヴェスやアグヌスの歴代種族の特徴としては見た目だけになってしまったみたいで2話でセナちゃんの背丈以上のハンマーを振り回していることに関してランラン(ランツ)が「こいつをパワーアシストなしで振り回してるとかすげぇな」とか4話で「アグヌスの連中と違って ひ弱な俺らには こういうのが必要ってのはわかるけど」とランランがリクに対して言っていました。
ちなみに人工ブレイドであるイノのクエストはファンサービスがとても良かったです。(2のドライバーと亜種生命体であるブレイドの関係、そういえば3はなくて、3のブレイドは武器のことを示すもんなぁ…)
印象に残ったところ(順不同)
これに関しては箇条書きで書いておきます。
本編
- ムンバ君とハクト
- ユーニの趣味のフォーチュンクローバー集め。好きな動物はピピット(これがかわいいのです)
- タイオンが提案した危険なルートことエレス大道。(どちらかといえばBGM。ゼノブレイドの『堕ちた地で…』のアレンジが良い。)
- バテるミオちゃん。水を見て全力疾走。
- 2話の火時計破壊シーン(あれは熱い)
- ケイをおくるノア(結局おくるんかい)
- ドランクとハマハマ
- セ ナ せ ん ぱ い(コロニーガンマにて)
- タイオンはハーブティーを入れるのがうまい。…リクとマナナのヒーロークエストにて「だけどタイオンさんのご飯がダイサンジだからマナナ頑張って料理を覚えましたも!」それでマナナが料理担当になった訳か。
- 「アクヤク」の話。特にマナナの「セカイがアクヤクデスも」のセリフ。「(生きるためと言えども)酷い世界だろ ここは」と思うのであった。
- サンサンイチジクのムービー
- 笛交換のシーン。
- 「人の命を 弄ぶなぁーっ」と思わず言いたくなるメビウスの悪行。4話のメビウス達やエセルとカムナビのロボ決闘の火時計やディーの存在やワイの極悪非道な実験がほんとにそれ。
- 本編では2度しか流れない『命を背負って』。…ゼノブレイドの『敵との対峙』、ゼノブレイド2の『Counterattack』のフレーズが流れているので2作品を遊んだ身として印象に残る。(サントラだと好き放題聴けるな。そうだろタイオン。)
- 戦闘狂のアシェラ。首を痛がる理由は昔成人の儀がなくてこうなったとか。(一部ボカシをいれています。)
- 育成モジュールにいたエセル(1期)
- シティの赤ちゃん(タイオンがとりわけ印象的)
- シティの六氏族の像…あらみなやるとつい見たくなるやつ。そうよなリィド家は師匠、カシィ家は先生の像が立ってるもんなぁ。
- タイオンのダサいマフラー(めっちゃ気にしているやつ)
- ユーニとモニカママの会話(5話)
- イチカちゃんとシロちゃん(マシロ)とタローの関係(シロちゃんクエスト関連)
- ごつい見た目のランラン(あだ名をつけたのはシロちゃん。)
- タイタイ?オンオン?タイオン
- 初めてお嬢(本編のゴンドウちゃん)に会う際に「うわー ユーニより口が悪い人がいるだなんてー」「真似しちゃだめだよ セナ」の流れ。
- アグヌスの食事情(収容所)と収容所の仕事がある意味苦痛だった件
- 鉄格子を殴るノア。普段は達観しているポニテ男子のノアだが、そのシーンに関しては年相応だなあ。
- 「“私の”ノアと ふたりで歩きたい」…ミオちゃんご本人は6話まではノアのことは君と呼んでいたのもあってどうして『“私の”ノア』と言ったのかと思ったら5話のあるシーンでエムとミオちゃんが入れ替わっていたので納得。
- 「おくりびとだろ?おくれよ」
- 「髪 少し伸びちゃったけどー 一緒に 歩いてくれるかな?」からのエヌの発狂。(3で一番号泣したシーンなんだけど、エヌお前…)
- 「始まりなんだよおおっ」
- ミオちゃんのロングヘアーがお姉ちゃん感があって切れません…罪な髪型ですね。
エムの髪ではあるが「すっごく洗うのめんどくさい」と言うミオちゃんすき。 - ディー(アグヌスの教本に書いあるディルク)の悪趣味なコレクション。(3で一番引いたシーン。アレがボヤけていたのでまだ耐えられた。)
- 6話のアグヌスの女王様の急所(2をやればわかる。)
- 猫を被るアグヌスの女王様。(素がちょくちょく出てます。ラッキ…幸運でしたねとかおさかな!とかよっしゃとか)
- ブレブレのおしおき回し車を回すシーン(ゼノブレイドシリーズ恒例行事)
- イモの伝道師ゼオンとユズリハに好意を寄せるカイツ。
- ゲッセル、ゆりかごから蘇る。そしてコロニー4からコロニー9にやってくるが、後に畑仕事をする。
- モニカレーを頬張るお嬢。
- セナちゃんお得意の塩おにぎり。
- イスルギ軍務長を温泉に連れて行くクエスト。(一歩逸れると強敵がうじゃうじゃ。)
- 黄金ランクコロニーの末路(サイドクエストユーニ)
- カムナビがまさかの高所恐怖症。
- ボレアリスさん、あれは幻影ではなくてエセル本人。(エセル・カムナビ限界突破後)
- トライデンの煽りに反応するランランとタイオン。(こんな執政官兼軍務長でいいのか…嫌いじゃないけどさ。)
- まさかのニルニーの登場(無印はコロニー9の子ノポン、2はイケボでアヴァリディア商会謀報局にいて観光のフリをしていたノポン、3は遭難ノポン)
- イノクエストの臭いSP花粉玉*4のランランと持たされてしまったノアの変顔とセナちゃんの「ノア〜! がんばれ〜! あと早くソレしまってほしいかな!」。
- マティさん(マティア)のクエストで形見のアクセサリーを作って欲しいと依頼がかかるがオーダー通りに作る。そうだもんなぁ…シティの人達は最期を迎えたら粒子になって消えるよなぁ。(ムービーのマティさんのセリフが尊い…)
- リクとケヴェスの女王ことメリアちゃんの目合わせ(あらみなにてリキの子供であるリクのシショーがメリアちゃんだと判明。そういえば、つなみなではムキムキが足りなくてカムカムが持てないキノの為にリキが武器を作ったっけ…)
- 2メンバーの写真(小僧はムキムキになっていますが、メレフさんもトラくんも変わってないなぁ。一部のキャラクターたちに対してコルレルおばさんの話を思い出すのであった。)
- アグヌスの女王様ことニアちゃんとミオちゃんの血の繋がりを示唆しているセリフ
- 2のヴァンダムさんを語るニアちゃん
- アイゼルの存在
- タリベエさんのメリアちゃん知識。
- メリアちゃんの回想シーン(ゼノブレイドのメインメンバー)
新たなる未来
- とにかくマシューがまっすぐで好感持てる。
- 先代のノアミオの子供がゴンドウ、その孫がマシューとナエルかあ。にしてもナエルは色濃くアグヌスの血筋が出てるなあ。(本編6話より)
- 「がうるへいげん」、「きみとのみらい」、「らいごーあるてぃめっと」と演奏する曲をリクエストをする子供達(何故雷轟アルティメットを提案するんだ君たち。おかげさまで笑いが絶えなかったような…)
- 元小僧(レックスおじさん)に小僧と呼ばれるマシュー。
- 機械いじりをしているシュルクとニコル。(微笑ましい)
- ゼノブレイドのコロニー9の中にあるダンバン邸、ジェム爺の旧式エーテル高炉や2のモルスの断崖を見た時は感慨深いものだったなぁ。
- 見晴らしの丘のキズナビュー(ゼノブレイドでフィオルンがサンドイッチを届けるシーンを思い出す。)
- レックスおじさんの恐ろしいクリティカル率によるリキャストの回復速度。そしておじさんが戦闘不能で起こしに行く。(2でヒカリちゃんとスイッチした時のダブルスピンエッジのクリティカルによるリキャストの回復っぷりを思い出す。)
- リクのアルティメットハンマー(本編で見たやつ)
- コパミカレー…にしてもマシューの反応。美味しいのはよくわかった。
- トリニティ・プロセッサーの話
- リンカの誕生日にマヨヤキタコを作る話。…マヨヤキタコといえばサイカの好物だったよなあ。
- リウト うっ…ナナコオリ…スタンプ…忍耐力。
- ↑のリウトの弦の素材であるハインドの腸を取り出す前にマシューがサラッと刺激的なことを言った後に「ちょいと刺激的な絵面になるからな」と代わりにレックスおじさんがそれを取り出す際に後ろを向いて目を伏せるニコルとカギロイちゃん。
- 2の3話でインヴィディアのアルスに喰われた話(キズナビューで信じてもらえなかった模様。)
- ハイエンターの紋章(あらみなメンツはハイエンターがいないのでモブを引き連れたっけ。名前が思い出せなくてごめんなさい。)
- 壁画(2で探したやつ)
- アルファの記憶世界のラジオ(そういえば管理人は6年前にDS版のゼノサーガをやったのですがあのディミトリ・ユーリエフ議員だと…。どこかでもう一度遊びたいところ。)
本編は余興枠だったエヌとの共闘。控えめに言ってかっこいい。- マシューの「それをやるのは“誰か”だ “あんた自身”かもな」→のちの後悔から生まれたノアがやった(ゼノブレイド3本編)
- リクが持つラッキーセブンの話。…オリジンは人の記憶や魂が集まる場所であり、みんな“ここ”にいるんだなって。にしてもラッキーセブンにふさわしい人を探す為にリクがケヴェスに忍び込むかー。それでラッキーセブンがノアの手に渡る訳か。
- エンディングが良かった。とにかくよかった。
さいごに
ゼノブレイド3を遊んでみて、サブクエストの世界観がとてもよく出来ていたり、チュートリアルについて丁寧でした。あと水彩画みたいで吸い込まれそうな瞳の動きを見て、「ゼノブレイドシリーズも進化したなあ」と思うのであった。
メインストーリーは小難しく、コロニータウの独自の文化と死生観、ケヴェス・アグヌスの兵は『女王から生まれ、女王に還る』といった歪な命のサイクル、対してシティの赤ちゃん、ミオちゃんの寿命、コロニーミューの花畑、ミヤビちゃんやあるふたりの想いなどといったものを思い浮かべ、多種多様な『命』と『想い』を見たので色々と考えさせ、時には尊く感じました。
発売が1年経過してからあらみなで感じた『想い』や感じたことを改めて文章にするとゼノブレイド3が好きなんだなと思うのであった。
よし、サントラ届いたら余韻に浸ろうっと…もそうですが、初回生産版のディスク3の数字の柄を見て「クローバー…ユーニじゃないかそれ」(そのあと1から6はノア御一行をイメージした柄というのがわかる)とかトリニティ・ボックスのディスクケースが公式絵ではありますが、3番がメリアちゃんとおっさん(リキ)、9番がメレフさんとカグツチも眼福です〜。
追記
サントラ(トリニティ・ボックス以外に追加で頼んだ初回生産限定版も)届きました。隅田川の花火大会の中継を見ながらウォークマンに転送しました。
命を背負っての所やニルニーの部分について加筆を加えています。
ゼノブレイド3で好きな楽曲である「『Keves Battle』も『命を背負っても』も『New Battle!!!』もCD音源でよりパワフルになってる!」と思うのであった。ゼノブレイドシリーズの思い出いっぱいで最高だも!(その分CDが重い…)