屋根裏のアトリエ

イラストブログです

バースト使用のEXコンボが決まると爽快。

バテン・カイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子(以下Ⅱ)をクリアしました。

 

…といってもリマスターなので先月にバテン・カイトス 終わらない翼と失われた海(以下前作)をクリアした流れでそのままバテン・カイトスⅡを遊びました。

戦闘

と遊んでみたのはいいですが、前作の戦闘は「プライズやSPコンボ、金策として写真を撮ればバッチグーよ。」なんて考えていたのですが、Ⅱを遊ぶと回復マグナス、0(武器や防具やアクセサリー)、1(弱攻撃)、2(中攻撃)、3(強攻撃)、4から7の必殺技*1といった手札があります。

攻撃は前作と違って0から7まで数字が若い順番から出せばいいことと、リアルタイム形式のバトルなので攻撃に関しては敵味方入り乱れるので右上で順番を確認してサギ達のターンになったら手札を選ぶまたは捨てる、待機中に手札の順番を入れ替えたり(整理整頓的ななにか)…とすることが多くなりました。あとバーストは計画的に。

 

ここだけの話、撃破に2時間かかった天の樹の遺児戦にてヴァララの「痛いの痛いの飛んできな」のセリフは印象が残ります。

 

マップ

と戦闘システムについては置いておいて、マップは前作の流用部分がありましたが、冒険は帝国の暗黒部隊の基地から始まり、色々あって帝都ミンタカ(帝国アスファルド)から始まるので順番は少し違うのと旅の目的があのネロの遣いで各国に来た為か飽きはこなかったです。

ちなみに前作で出て来たワズン(関係者がいないからそりゃそうだ)やミラ(Ⅱの話によると隠れている)、空中山脈は今回は登場しない代わりに主人公のサギの故郷であるハッサレーやある人物と縁のあるネッカル等があります。あと闘技場も。

ちなみにドゥール(土の民の国)は今作はスフィーダに乗っていくので前作みたいにスカイダイビングはしませんでした。

 

メインキャラクター(サギ一行)

  • サギ…主人公。寝坊助で甘えん坊の思春期の坊や。モテモテ僕ちゃんですが、ちぇっと言いそうな呆れ顔が印象的。お金のために暗黒部隊に入ったのはなんだかなあと思いましたが、建設中ヴェガではりつけにされた時に“こころにいるなにか”に対して心情を語っていたところは良かったです。手配書の件(結婚詐欺師サギ)やブランマグナスの振り込め、サギは名前をいじられ過ぎだろうとか闘技場のチャンプになった時の6個のサギの像はちょっと多くないか…思うのであった。
  • ミリィアルデ(愛称:ミリィ)…ヒロイン。シェラタンの件で印象を悪くしてしまった少女。明るくて気の強い一面やギロと喧嘩していた所やローロに対してヤキモチを焼くところや時たま地団駄を踏むところもそうですが、ミリィの生い立ちは中々ハードなものも含めて減点部分を跳ね除けるほど好きになりました。コンボ稼ぎはミリィの特権ですな。アヌエヌエの魔法学校を首席で卒業したミリィなのに魔法が使えないのはツッコミを禁じ得ませんがクラブを使って戦う戦闘モーションが好きです。
  • ギロ…なんやこの人形と思ってごめんなさい。サギ一行で誰が好きと言われたら口は辛辣だが、意外と子供に懐かれていたり、面倒見のいいギロと答えます。ギロと言えば「喰ってやる」や手配書の件で暴れ回るとかの発言やご老人口調で男性と女性の声が二重に重なっているといった摩訶不思議な人形ですが、氷の女王や絶対零度の女王祭で雑魚を蹴散らす爽快感は格別です。
  • サギのこころにいるなにか…プレイヤー名。前作の精霊と違ってⅡの精霊の正体はネタバレになるので敢えて“こころにいるなにか”で書いてます。

 

他の印象深いキャラクター

  • レイドカーン王…やんちゃしたいお年頃でした。ギバリのことを思って命令で騎士団を辞めさせるように言ったシーンやこころのリンクでグレイソーンにギバリの渾名であるギィと名付けたのは印象的。前作でギバリと仲が良かったのはそういうことか。
  • ケイさま…後のミズチさまの母。ミズチさま同様、子供のケイさまは自分のことを“さま”付けで呼んでました。ちなみにミズチさまの父親であるコウはこれからゲンマ村に引っ越してくる為かケイさまはお家を掃除中とのこと。
  • チックとワッチョ…シェラタン村のサギを慕う孤児院の子供。オレンジの髪の毛がチック、緑の髪の毛でハナタレの方がワッチョ。チックは手紙で字の練習をしていたこととワッチョの情報にて終盤のアヌエヌエの情勢のはずが「コレルリ導師の肌の件」と某所の件といいやはりな…と思うのであった。
  • バアルハイト…ネタバレになるので詳しくは書きません。やり方はアレでしたが戦闘BGMや技や誰とはいいませんが、娘に宛てた手紙の件は印象的でした。
  • ゲルドブレイム…前作は変なお化粧の強欲なアスファルドの皇帝でしたが、Ⅱではネロの右腕で思慮深い一面や閲覧禁止のネロさまメモリーやちょっと変なところもありますがエンディングを見るまではどうしてこうなったんだ…と思いました。
  • じゃくそん…シェラタンの孤児院のグレイソーン。ペリカン太郎(ワッチョ命名)じゃなくて良かった…
  • ネロ…悪い意味で印象に残っています。特にヌンキの件、3人で行うのは厳しすぎるだろう。

ネロについてのネタバレ(白文字反転)

ネロは精霊憑きと人心を掴む為に嘘をついていたり、ジーナの翼を取ることに関してはネロの指示とのこと。

裏切りが発覚した後にネロに心酔していたゲルドブレイムは用済みと言われたり、ネロの館のあの部屋を見た時は悍ましさを感じました。

反転終わり

 

BGM

前作同様、耳に残りやすいものでした。

今作の通常戦闘曲(The valedictory elegy)やlconoclasmや水雲が良いのですが、前作の通常戦闘曲ことあのネロではなくて他の精霊憑きの戦闘曲ことThe tire mirrorのオーケストラアレンジが流れた時は精霊技といい、嬉しかったです。

前作同様、割と異質なジャコモ戦ことChaotic dance 2、ハイになり過ぎでしょう。

 

さいごに

バテン・カイトスⅡを遊んでみて、管理人から見て前作よりも良い子には早い話(とある2人の関係)や身の毛もよだつ場所(天の樹某所、ネロの館某所)や話(ワイズマン関係)がある点と前作の補完がきちんとされていてよかったことと前作で一緒に旅をしたギバリの騎士を辞めた理由やサヴィナの壮絶な生い立ち(18歳のカラス*2やリュード、17歳のシェラちゃん、14歳のミズチさまの4人は年齢的に生を受けていないので仕方がないかと…)が語られていて良かったです。

 

まさか天の樹の遺児戦やホロ・ホロ鳥や某ポンコツ人形戦でクエストマグナスやデッキを大幅に見直すことをしたり、前作で爆誕したつぎはぎの邪神の名前の由来やサギのこころにいるなにか(精霊)の立ち位置がこれできて、そして前作に繋がるんだなと思うのであった。

 

それとⅡを通じてコレルリ導師やロドルフォやまさかのミローディアの見方が変わったので今年中にもう一度前作を遊びたいです。

 

 

Ⅱと前作ことバテン・カイトスの点と線が繋がる冒険をありがとうございました。

*1:ミリィアルデは必殺技レベル4のものはない代わりに手数を増やすペガサスジャンプやミラージュターンの1+、キャニオンウインドの2+の攻撃がある

*2:大天河に行く前にギバリが騎士を辞めた理由を聞いた時にカラスは19歳になった。